2019年3月、埼玉県行田市に新規開院した なすクリニックのホームページです。

受診案内 1

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診療内容

診療科目

聴診器

院長は総合内科医・循環器内科医として、以下のような疾患を中心に診療を行っております。

ただし、院長はあくまでも元循環器内科医です。非心臓疾患でも対応しますが、対応困難な場合があります。また心臓疾患でも重症疾患・稀少疾患の場合は当院での対応ができないことがあります。

初診の方は、下記の疾患リストに該当する場合でも、事前に対応可能かどうかをご確認ください。

  • 心血管疾患
    慢性心不全、虚血性心疾患(心筋梗塞・労作性狭心症・冠攣縮性狭心症など)、心臓弁膜症(大動脈弁狭窄症・僧帽弁閉鎖不全症など)、不整脈(心房細動・期外収縮など)、睡眠時無呼吸症候群 など
  • メタボリック症候群やメタボ関連疾患
    高血圧、脂質異常症(高コレステロール血症)、糖尿病、高尿酸血症・痛風 ほか

保険診療の具体例

健康診断で異常を指摘された場合

これまでの健診の結果や、お薬手帳を持参して下さい。

  1. 高血圧・脂質異常(コレステロールの異常)・糖尿病などを指摘された場合
    空腹時採血(再検査)をご希望の場合は、事前予約し10時間以上の絶食のうえご来院下さい(カロリーを含む飲料<甘い飲み物、牛乳など>を飲まないでください・内服薬がある方は水で内服してください)。
    高血圧を指摘された方は受診までの数週間分の血圧を記録してきていただければ助かります。また原則として栄養士による栄養指導を受けていただくことをお勧めしておりますので、スケジュール帳をお持ち下さい。
    二次性高血圧を疑う場合(40歳以下での極端な高血圧の場合)は内分泌系の特殊採血を行うこともあります。
  2. 心電図異常や心雑音を指摘された場合
    心電図検査や心臓超音波(心エコー)検査を行います。必要に応じて胸部レントゲン写真撮影・血液検査・ホルター型心電図検査を行うこともあります。
  3. その他の異常の場合
    指摘された内容に応じた検査を検討致します。
胸痛や虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞、冠動脈治療後・冠動脈バイパス術後など)の診断と治療

20年にわたり狭心症や心筋梗塞に対して冠動脈のカテーテル治療を行ってきた経験のもと、適切な対応・診療を致します。
胸痛・胸部の締め付け感・胸部圧迫感などがあった場合は、優先的対応(緊急採血・心電図検査・心臓超音波検査や安静)が必要な事がありますので、受付に必ずその旨をお伝え下さい。

動悸や不整脈の診断と診療
【不整脈について】

不整脈を自覚して、または健康診断などでたまたま不整脈が見つかって、当院を受診する方がたくさんいます。

不整脈には「良性」から「悪性」まで、非常に多くの種類があります。「症状の強さ」と「悪性かどうか」にはあまり関係がありません(不整脈で失神する場合を除く)。

また実際には「緊張のため脈が速いだけで不整脈は出ていない」という人も多いのです。

まずは本当に不整脈が出ているのか、またその不整脈が危険な種類かどうか、当院では以下のような検査を行って、わかりやすくご説明します。

【当院で行う不整脈関連の検査と治療について】

当院では、動悸がある方や不整脈が疑われる場合には、心電図検査やホルター心電図検査を行います(この検査は不整脈の診断に絶対に必要な検査です)。

ホルター心電図検査は、

  1. 写真のような小型心電図を装着して帰宅
  2. 普通に生活(入浴も可能)
  3. 翌日受診・結果説明

という手順で行います。このため、二日連続で受診していただく必要があります。

ホルター心電図装着
ホルター心電図

ホルター心電図検査は、翌日が休診日の場合(金曜日や祝日の前日)には行いません。

当院はホルター心電図を4台所有していますが、まれに不足し、突然の検査希望には対応できないことがあります。

貸し出した機械を破損した場合は、機械の再購入のための費用を請求させていただきますので、丁寧に扱うようにご注意ください。
別の心疾患・別の内科疾患が原因で動悸・不整脈が起こることがあります。このため、積極的に血液検査・心臓超音波検査などを行っています。

なお、不整脈のカテーテル治療(アブレーション)やペースメーカー植え込み/入れ替えなどの「不整脈の専門治療」が必要な場合は、ご希望に応じた病院をご紹介しています。

また、ペースメーカー植え込み後の確認(ペースメーカー・チェック)は、原則的に1月・7月の最終火曜日に行っています。

睡眠時無呼吸症候群の診療
(簡易ポリソムノグラフィー検査、経鼻的持続陽圧呼吸療法<CPAP>)
【睡眠時無呼吸症候群について】

睡眠時無呼吸症候群は、ほとんど症状がありませんし自分では気づきにくいので、ついつい放置してしまいます。

ところが実際は、睡眠時無呼吸症候群は「将来の不整脈・心不全・虚血性心疾患など循環器疾患の主因」であり、また「高血圧・糖尿病などの生活習慣病」や「突然死」にも大きく関与しています。

このため、当院は積極的に睡眠時無呼吸症候群の早期発見・治療に関与しています。CPAPの大手業者フィリップス社からも「埼玉県北部でもっとも CPAP治療患者が増えている施設」と認定されました。

CPAP

なお、院長自身も「重症の睡眠時無呼吸症候群」の患者でCPAP治療中です。

睡眠時無呼吸症候群は原則として治らないため、生涯を通してCPAP装着を続けることが必要です。「眼鏡と同じ」「重い心臓病になるよりはマシ」と割り切って、継続することをお勧めします。

【睡眠時無呼吸症候群の診断について(簡易/精密ポリソムノグラフィー検査)】

当院では、心疾患(不整脈/弁膜症/虚血性心疾患/心不全など)や高血圧・糖尿病の方、また夜間頻尿・いびき・昼間の眠気などが気になる方に積極的にポリソムノグラフィー検査を受けることをお勧めしています。

ポリソムノグラフィー検査は簡易型・精密型があり、精密型では価格が3倍ほどになります。このため、当院ではまずは簡易型をお勧めしています。

簡易型ポリソムノグラフィー検査は完全予約制です。

  1. 機械を持ち帰る
  2. 就寝前に自分で装着する
  3. 翌日早めに返却・結果説明

という手順で行います。

CPAP

このため、二日連続で受診していただく必要があります。ただし、多忙な方の場合は、家族に機械を取りに来ていただく、または機械を家族に返却していただく(結果は後日説明)、などの対応をすることもできます。

簡易型ポリソムノグラフィー検査は、翌日が休診日の場合(金曜日や祝日の前日)には行いません。

貸し出した機械を破損した場合は、機械の再購入のための費用を請求させていただきますので、丁寧に扱うようにご注意ください。

装着方法

  1. 使い捨ての気流センサーを鼻の下に着ける
  2. パルス・オキシメーター(血中酸素測定器)を指に着ける
  3. いずれも(寝ぼけて外さないように)テープで固定する
  4. 本体の緑のボタンを押して就寝する
簡易PSG装着1
簡易PSG装着2
簡易PSG装着3
心不全の診療
心不全

心不全とは「心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気」と定義されています。同時に心不全は「様々な病気が心臓に負担をかけるため心臓の機能が落ちる病気」で、心臓に負担がかかる原因を診断し、原因を取り除くことが大切です。

心臓に負担がかかる原因には、心臓の病気だけではなく、生活習慣の乱れ、呼吸器の病気、腎臓の病気、貧血などがあり、全身を診る視点が必要です。当院ではこうした幅広い疾患に対応することが可能です。

当院では必要に応じて在宅酸素療法を行っております。
また院長は行田では数名しかいない「身体障害者福祉法第15条指定医(心臓機能障害)」の一人ですので、身体障害認定のために必要な「診断書」を作成することができます。

頻尿の診療

「頻尿」というと「泌尿器科」というイメージがあるかもしれません。しかし、頻尿は泌尿器科疾患だけではなく、高血圧・糖尿病・慢性腎臓病・心疾患(心不全・不整脈・睡眠時無呼吸症候群)などの内科疾患が原因のことも非常に多く、また両方が原因になっていることも珍しくありません。

当院では、泌尿器科医師のサポートも得ながら、内科疾患・泌尿器科疾患の両方を丁寧に診察しています。

花粉症などに対する舌下免疫療法

舌下免疫療法とは、近年、急速に広まりつつある、新しいアレルギー治療法です。アレルギー原因物質を少しずつ内服し、体を慣らせていき、症状を改善させます。

現在、ダニとスギ花粉の治療薬があります。当院では、7歳から65歳までの方に対してこの治療を行っております。ご興味がある方はご相談ください。

小児科診療について

高校生以上のみ診療を行っております。
ただし、花粉症治療や舌下免疫療法については7歳以上であれば対応いたします。
小児の感染症には対応していません。

ただし、一部のワクチン(新型コロナ、インフルエンザ、子宮頸癌、二種混合、日本脳炎)については柔軟に対応しておりますので、ご相談ください。ワクチン流通状況・希望者の年齢によっては、お断りする場合がございますが、ご容赦ください。

当クリニックではカテーテル検査・CT検査・内視鏡検査を行うことはできません。
また、心臓・頸動脈・甲状腺・腹部・下肢血管などの超音波検査を行っております(超音波検査は専任スタッフにより行うため予約制とさせていただいております)。
夜間の緊急対応や訪問診療は行っておりません。

特定健診・健康診査(旧ヤング検診)

自費診療

特定健診・健康診査には積極的に取り組んでおります。例年、なすクリニックの外来は9月下旬から徐々に混雑しますので、それ以前の特定健診をお勧めしております。また特定健診の検査は定期受診の検査とは別枠で行っております。

なお、検査結果につきましては、お手数ですが後日改めて来院していただいたうえで説明させていただきます。
(2021年度まで特定健診の際に他の検査もあわせて行ったり、当日中の結果説明を行っておりましたが、混雑緩和などの理由で廃止いたしました)。

企業健診・雇用時健診

企業健診や雇用時健診、年に1回の健康診断なども行っております。内容は聴力検査・視力検査・心電図・胸部レントゲン検査・血液検査等です。
詳しくはお問い合わせください。

がん検診

当院では「がんの早期発見」を意識して診療を行っております。大腸がん検診(便潜血検査)、肝炎ウイルス検査、などを行うことができます。

ワクチン接種

当院では新型コロナ・子宮頸癌・インフルエンザ・肺炎球菌・二種混合・帯状疱疹・風疹・麻疹などのワクチン接種を積極的に行っております。

ワクチンは、保存期間の関係から常備できないものがございますので、事前にメールでお問い合わせください。なお、風疹抗体検査(風疹罹患歴があるかどうかの確認)にも対応しております。

自費診療

プラセンタ注射(保険診療は45歳以上~60歳未満;週1回注射の方のみです)、にんにく(ビタミンB1)・総合ビタミンB・ビタミンCなどのビタミン類の注射・点滴や、AGAやEDなど男性系疾患への対応なども行っております。

男性系自費診療の場合は原則的に男性スタッフが対応します。まれに男性スタッフが不在のことがありますので、気になる方は事前に電話でご確認下さい。

その他の自費診療についても、ご希望があれば検討致しますので、電話やメールでお問い合わせ下さい。

当院で受けられる検査

血液検査

血液検査

院内で検査可能な(その場で結果が出せる)血液検査項目は以下の通りです。

  • 全血算(CBC)
    赤血球・白血球・血小板などの検査
  • 一般生化学検査
    肝機能・腎機能・電解質など
  • 循環器疾患マーカー
    NTproBNP(心不全の指標)、D-ダイマー(深部静脈血栓症や肺塞栓症の指標)、トロポニンT(急性心筋梗塞の早期診断の指標)などの検査
  • 糖尿病関連検査
    血糖値 HbA1c

甲状腺機能関連項目(free T3, free T4, TSH, TSHレセプター抗体など)・貧血関連項目(フェリチン・網状赤血球・ビタミンB12・葉酸など)・凝固系検査(PT,APTTなど)・二次性高血圧関連検査(アルドステロン・レニン・カテコラミンなど)・アレルゲン検査・腫瘍マーカーなどについては、検査会社に委託しております。
大半の項目は翌日に結果が判明しますが、一部の検査項目については結果がわかるまで7~10日が必要です。

尿検査

尿タンパク、尿糖、尿潜血、尿中ビリルビン ほか、一般的な尿検査を行うことができます。

心電図検査/超音波検査(エコー検査)

心電図検査心臓から発生する電気信号を記録し、主に心臓の状態を確認することができます。
不整脈や虚血性心疾患などの診断に用います。
CPAP
エコー検査機械から出る超音波を体にあてて、その反射を映像化することで患部の状態を調べます。痛みや副作用などの体への負担はありません。
当院では主に心臓・頸動脈・甲状腺・腹部・深部静脈などの超音波検査に対応しています。
なおこの検査は予約制で、専任スタッフが行っております。

ホルター型心電図検査(長時間心電図検査)

ホルター型心電図検査

動悸や不整脈の診療に必須の検査です。装着したまま8時間以上生活していただき、普段どのような不整脈が出ているかを観察します。当院の機械は検査中の入浴も可能です。

なお、この検査は予約制です。検査日に当院内で装着し、原則として翌日午前9時~12時頃にもう一度来院していただきます。外したあと30分程度で結果をご説明できます。

簡易ポリソムノグラフィー検査

CPAP

睡眠時の呼吸状態を確認するための検査です。予約制です。
検査日の夕方までに機械を取りに来ていただき、寝る前にご自身で機械を装着して行う検査です。機械は翌朝に返却していただく必要があります。機械の返却はご本人でなくご家族の方でも結構です。検査結果は返却後30分ほどで判明します。

肺機能検査

スパイロメーター

筒を口にくわえて呼吸することで、肺の機能を測定します。COPD(いわゆる肺気腫)や喘息などの診断・治療効果判定などを行います。

レントゲン撮影

レントゲン撮影

胸部レントゲン写真を撮影します。

そのほか

当院にCT/MRIはありません。

当院では内視鏡検査(胃カメラ・大腸カメラ)を行っておりません。

身長・体重・腹囲測定・視力検査・聴力検査などは可能です。

 

お支払いについて

当院では「Airペイ」のシステムを導入しております。VISA/Master/JCBなど各種カードやSuica/PASMOなど交通カードによる電子マネー決済、LINE Payやd払いなどにも対応しております。
詳細はAirペイのHPをご覧下さい

お問い合わせ・ご意見・ご要望 TEL 048-550-4000 ご意見・ご要望については、院内の「ご意見箱」をご利用いただくこともできます。

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